証券会社の口座作成時に困りがちなポイント
今回は証券会社で口座を作る時に困りがちなポイントについて、解説していきます。
口座を作る際に必要なもの
SBI証券の場合
・マイナンバーカード(プラスチックのもの)
もしくは
・マイナンバー通知カード(紙)+本人確認書類
※本人確認書類は顔写真付き1点or顔写真がついてないもの2点です。
楽天証券の場合
・マイナンバーカード(紙orプラスチック)+本人確認書類
※本人確認書類は顔写真付き1点or顔写真がついてないもの2点です。
証券会社によって必要書類が異なり、例えばマネックス証券はマイナンバー+運転免許証のみしか認められていません。
ただし、マイナンバーカード(もしくは通知カード)はどこの証券会社でも必ず必要になります。
よって、マイナンバーカード(通知カード)を持っていない人は市の方に申請をしてください。
スマートフォンからでも簡単にできるので、以下のURLからどうぞ。
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-smartphone/
口座の種類について
口座の開設を進めていると以下のような選択肢が出てくると思います。
・一般口座
・特定口座(源泉徴収なし)
・特定口座(源泉徴収あり)
何もわからなければ、とりあえず特定口座(源泉徴収あり)にしましょう。
その他の2つにすると確定申告が必要になる場合があります。
※口座の切り替えは、その年初めての取引をするまでしか変えられないので注意してください。
親族の情報について
さらに、情報を登録していくと親がどのような会社に勤めているか、会社役員の親族がいないか確認されると思います。
これはインサイダー取引を防ぐための質問になっているので、分からない場合はきちんと確認しましょう。
インサイダー取引とは、会社の内部しか知らない未公開情報に基づいて、取引したら罰せられるよって話です。
以下にインサイダー取引についての説明と事例が載っているURLを貼っておきます。
「インサイダー取引とは実際の事例を交えて解説」
https://keiji-pro.com/columns/201/#toc_anchor-1-1
NISA口座について
証券会社の口座開設時にNISA口座を開設するかどうかを選ぶことができます。
NISAや積立NISAをやる人は、ここで申し込んでおくと非常に楽です。
※NISA口座は証券会社の口座と違い、1つしか作ることができないので注意してください。(楽天とSBIの両方で作るみたいなことはできません。)
現状の制度だと初心者の方や年齢が若い方は積立NISAをやった方が間違いなくお得です。
SBI証券のNISAについて解説しているページがあったので貼っておきます。
※SBI証券と楽天証券のどちらで積立NISAをやった方が良いかは、また今度解説します。
もし今すぐ知りたい人は、このブログの投資に関するQ&Aで簡単に触れてますのでそちらを見るようにしてください。
手数料プランについて
SBI証券はアクティブプランとスタンダードプラン。
①アクティブプランといちにち定額コースは、1日50万円までの取引なら手数料無料です。
②スタンダードプランと超割コースは一回の取引ごとに手数料がかかります。
多くの人は1日50万円以上を頻繁に取引することは稀だと思うので、①のプランにしましょう。
その他
おそらく、ここで紹介している証券会社で口座を作ると、提携しているネット銀行の口座も同時に作るかという質問があると思います。
ネット銀行はメリットが非常に多い(コンビニで預金を下ろす、他行への振り込み手数料が月数回無料、預入利息が高いなど)ため余裕があれば作っておきましょう。
また、メインで使っている銀行からの振込が簡単にできるように、その銀行のネットバンキングに登録しておくことをお勧めします。
申し込み後の手続き
申し込み後、長くて1週間程度で証券会社からユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードが書かれた紙が送られてきます。
・ユーザーネーム:IDのようなもの。
・ログインパスワード:パスワード
・取引パスワード:株式や投資信託の取引に必要なパスワード。
これらはホームページから変更可能です。ランダムな文字列で覚えられないので、初回ログイン時に変えましょう。
まとめ
・申し込みには必ずマイナンバーカードが必要になるので、持ってない人は作りましょう。
・口座の種類は特定口座(源泉徴収あり)を選びましょう。
・NISAや積立NISAがやりたい人は同時に申し込みましょう。
・手数料プランはSBI証券であればアクティブプラン、楽天証券であれば、いちにち定額コースを選びましょう。
・パスワードが多いため、管理できるようにしましょう。
いろいろやることが多く大変だと思いますが、頑張ってください!